忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2017/07/25

「告白」

私はいつになく効率的に家路に就いた。

家に帰る「ただいま」の一言がでるまで、私は一切の声を発することはできなかった。




さて、今回見たのは他でもない「告白」という映画だ。
以前、私がみたいと切望していた作品だ。

これをみたいと思うきっかけとなった日のことはよく覚えている。
弟の小学校で運動会が開かれた日であった。
親は、運動会へ。私は午前のうちでも遅い10時から11時頃に起床した。
母親は私に昼食を用意してくれていた。

着替えるとすぐに、テレビをつけて昼食を食べることにした。
テレビに映るのは「王様のブランチ」。
何気なく見ていた。
ゲストにはスマップの香取慎吾が、主演の映画を宣伝するために出演していた。

ちょうど映画コーナーだったのだ。
そこで、私が目にしたのがこの「告白」という映画の宣伝だった。

その宣伝には主演 松たか子 岡田将生 木村佳乃が出ていた。


原作は湊かなえという人だ。
名前しか聞いたことはなく、その人の作品を読んだことがない。
どんな作品をお書きになるのか、どんなジャンルの話なのかもわからなかった。

ただ、その宣伝を見て、私はこの映画を見たいと思った。
ちょうどジャケ買いといったようなものだ。
宣伝とは、その一瞬でいかに客の心を惹きつけるかで磨きがかかる。
また、客と作品との相性の問題もある。

私は何かの運命でこの作品を見ることになったのだ。


正直、心の片隅にこの映画を見たいという気持ちがあったものの、時が経つうちにその気持ちは薄れていくのであった。

しかし、最近私が興味を抱いているAKB48のお三方のブログのなかで、発見したものがあった。
それは、私が見たのは大島優子さんのブログ内であったが、その彼女を含めたAKB48のメンバー3人がこの「告白」という映画の舞台挨拶へ行くというものであった。
(大島優子公式ブログ ゆうらり ゆうこ 6月14日記事)←紹介させていただきますねっ

興味を抱いていた上に大注目の大島優子さん、あと指原莉乃さんが映画に出演しているらしいので(?)、ますます見ようという気持ちが高まりました。

人によっては、これが不純な動機であるというかもしれない。

しかし、映画を見て心に残ったものはAKB48ではない。


ここまでこの私が記す拙文を読み進めてくださった方は、早く内容が知りたいから、教えてくれだとか思っているかもしれません。
しかし、それはタブーです。
私は内容を教えるのではなく、感想そしてこの映画を是非見てほしいという希望、を述べるのです。


ここからの文章をお読みになる方は、俗に言われる「ネタバレ」というものに気をつけていただきたい。


さて、私は平均的でいつもと変わりない心でこの映画を見る準備をしていた。
直前まで、いつものような英語の課題を解き、結局すべては終わらなかったがアイスキャラメルアーモンドラテをエクセルシオールで頂きつつ、こころを休めていた。
そして、開場の時刻から3分くらい経って劇場に入場したのだ。

TOHOシネマズのいつもと変わりない鷹の爪団のおもしろいミニアニメを見て、心が和んだ。

直前まで、コーヒーのせいであろうか、おなかの調子が悪かったが、開映までにはそれは治っていた。
映画を見る緊張感のせいであったかもしれない。

舞台は中学校。
その一つのクラス、中学一年生13歳の集団と、松たか子演ずる一人の教師 森口 悠子。

クラスは懐かしいようで、嫌気のさす騒がしさ。
皆が、思い思いにしゃべっている。

この光景は終業式らしい。
約1年経つだけでここまで皆が打ち解けあい、話すようになるのかと思うが、皆の意志はてんでんバラバラだ。
教師、森口は話すが、その話への皆の反応は、ある種のまとまりを持っているものではあった。

混沌の中の秩序と言ったところだろうか。


さて、ここまできてだが
詳しく触れることは避けたいので、全体を通しての感想を言わせてもらおう。

「気持ちが良い」

鑑賞後の私に言わせればこの作品の中心には娘を殺された教師森口の「復讐」がある。
その復讐は最終的には成功するのだ。

これはとても気持ちがいいものだ。

全くの善人が、おごり高ぶった未熟者に、復讐をする。

この教師森口は、実に人の心とそこからくる行動を熟知しているようだ。
冒頭で「あなたたちは信用できない」と生徒たちに言う。


この作品を見る前におなじ教育の場が舞台となる作品を私は知っていた。
「女王の教室」という作品だ。
その作品が放映されていた頃は、私はまだ心が幼く、おもしろ半分で見ていた。


これらの作品に見られる、「正義とも悪ともいえない教師」の人物像は私の心に強く焼き付く。


私は「告白」を鑑賞し、「気持ちが良かっ」たはずだったのだが、未だにもやもやしたものがこころに渦巻くのを感じる。

この作品はまた、もう一度視る価値があると私は思っている。
まだ上映されるならば、月末くらいにもう一度視てみたいものである。



しかしまあ、世の中にはこれほどまでに感嘆の極みを憶える作品があるものなのだろうか。
世は捨てたものじゃないと思った。

この作品は是非、現代の若者が見るべき作品である。

この作品では殺人という現代の悪が描かれているが、
なにも、殺人だけが悪いことではない。

この作品を我々の日常に投影するとすれば、小さなことで傷つく自分がいたり、何気ない一言で人を傷つける自分がいたりする。
言ってしまえばこの作品はそれを誇張したものに過ぎないのではないか。

殺人という重みのある罪は日々のちっぽけなことよりも考えやすい。



この作品で、殺人を犯した少年たちは、罪の重さを思い知ったにせよ、これからどのようにしてその罪を償うべきなのか、それを考えられる時間がこれからある。

この作品の監督は「空白」を大事にしたと語っていた、そんな記憶がある。
おそらく、少なくともあと1時間とちょっとの本日はそのことについて考える「余白」なのかもしれない。
私にとっては、であるが。


この作品は一種の社会風刺と言っても良いのではないか。
私は現代の穢れた一面を垣間見たことが多々あるので、じつにこの作品には共感できる。
テーマがテーマだけに、おそらく私と同世代の人は少なからず共感はするはずだ。

あるレビュー(クチコミ)に、「見て、気分が悪かった。二度と見たくない。」と記されていた。
私はこれを書いた人との間に(ジェネレーション)ギャップを感じる。

おそらく、それを記された方はこの作品を自分の中でよくかみ砕けていないのではないか。


私がこの作品をよく理解できたのかどうかは定かではないが、この作品から考えることができる事柄とは、多数存在するであろう。

テーマに沿わない形のものもある。
たとえば、有能な人物がいても、その人の価値観やらなにやらで、その才能を台無しにしてしまうことがある、ということ。
これは、殺人を犯した一人の少年についてだが、この少年は本作品の中で最も気にくわない心を持っている。
ちなみに、この少年は最終的に、教師森口に復讐をされる。
所詮、中学生はまだまだ親に甘えていたいのであろうか。


この文章を書くのに、計1時間以上は費やした私の行動は、決して無駄ではない。

どうか、この考えたことが私の人生に強く反映されることを願う。



そして、AKB48は舞台中に出てくるテレビの画面内―前田敦子さんもいました>▽<
―そして舞台中の壁に貼られたポスターという形でSKE48の方々(こちらは全然知りません^^;)が登場していました。

最後のクレジットに存在を確認することはできませんでしたが…


総合的観点より『満点大悩み!』です!!!

PR

2010/06/18 日記 Trackback(0) Comment(0)

COMMENT

COMMENT FORM

NAME
MAIL
WEB
TITLE
COMMENT
PASSWORD

TRACKBACK

TRACKBACK URL :
カウンター
 
 
 
アクセス解析
 
 
 
カレンダー
 
06 2017/07 08
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
 
 
リンク
 
 
 
プロフィール
 
HN:
Mr.Dora
年齢:
23
性別:
男性
誕生日:
1993/12/17
職業:
高校生
趣味:
多趣味な方だとは思いますが…
 
 
RSS
 
 
 
最新CM
 
[05/08 qihecvxkab]

[05/07 edibxyjhms]

[05/07 qtljjhsgss]

[05/07 koyjujwnjp]

[04/25 Smithb13]

 
 
カテゴリー
 
 
 
おきもの
 
 
 
バーコード